映画「マリー・アントワネットに別れをつげて」感想

「あんれ~?マリー・アントワネットってこんな人なんだっけ~?(笑)」という戸惑いがわりかし大きかったのですが、いわゆる歴史小説的なやつみたいです。



マリー・アントワネットに別れをつげて [DVD] -
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残念ながらネットでレビューを見ると、否定的な意見が多く、まあ実際そんな感じでした。

まずDVDジャケほどきらびやかとは言いづらい、全体的にちょっと地味な画ですね。それなりに人は多いんですが。

内容としては、女が女を(広義の意味を含めて)愛し、そして失望するという、後味の悪い感じの映画。

マリー・アントワネットがバリバリのレズビアン設定というのが、なんとも思い切ったものやなあというやり口ですが、家族思いだったらしいマリー・アントワネットの一面が皆無で、これはいいのだろうかと思わなかったりです。

本作最大のマイナスポイントとしては、全体的に話がわかりづらく、不親切だったかなあと。特にラストは観客に一気に委ねすぎなような。

とりあえず百合好き視点からすると、「もうちょっとがんばってほしかったなあ」というのが正直なところ。特におすすめはしませんが、無料で鑑賞できる機会があればどうぞな感じです。(私はGYAOの無料配信でした)

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posted by おとなり at 20:33映画

ゆなさなニッキ

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うお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛…。再び、この作品と出会う日が来るとは思わなかった…。


ゆなさなニッキ -
ゆなさなニッキ -

作者さんが同人誌として発行→Kindleの電子版として発行の流れのようです。

最近(いや、昔からか?)よく話題になるのが「1巻の初動売れ行き次第で漫画の連載の如何が決まる」というやつですが、この作品の掲載雑誌の場合は平気で書籍化すらしないのもザラというスタイルなので、電子書籍の恩恵はこういうところが一番あるんでしょうなあ。(レディコミなんかもろくに書籍化しないらしいですが。)

そんなわけで、毎回キャラクター紹介がしつこく書かれているのは、読み捨て歓迎な掲載雑誌の都合によるものだと思われます。

本作は「ほんのり、なおかつLOVE」ぐらいの、熱いのかそうでもないのか微妙なラインで、かなーり百合っとしてます。

なんか記憶になかったんですが、最終回はこんな展開になってたんですな。楽しそうでいいやん。


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posted by おとなり at 20:36百合日記

「制服なんて好きじゃない。」(牧野あおい)



「感涙」って書いてあるけど、そういうタイプの漫画ではないかな。考えさせられる要素のが強いような。

内容的には、定番の友達とのすれ違い物なのですが、いわゆる「容姿カースト」をメインに扱っており、けっこう重い感じです。

37ページ目の「こっちに来ないで」はミスリード狙いなんでしょうが、狙いすぎててちょっとわかりづらいかな。

最後は「優しい世界」で結んであって、なかなか楽しかったです。こういう環境の変化って生々しいし、やっぱりつらいなあ。

こういうブログなのであえて書いておきますが、それほど百合は感じないと思います。

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posted by おとなり at 19:05百合日記

百合語りインタビュー3 monorobuさん

この企画、質問文をリニューアルしての第1回です。ご協力いただき、本当にありがたいです。

第3回はmonorobuさんです。お忙しい中ありがとうございます。



――まず性別とお年を教えて下さい。

性別は男性で先月25になりました。


――それでは、百合を好きになったころの話を教えて下さい

あまりよく覚えてませんが高校に入る頃には意識していたと思います。覚えている限り最古の版権物だとポケモンのシロナとヒカリの二次創作でしょうか。

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あとハスメド・某と件・妹が凄く冷たい等の2chのスレッドを読み漁っていた記憶があります。




――百合のきっかけとして二次創作を挙げる人はよく見ます。同人誌でしょうか、それともネットでしょうか?

ネットです。主にpixivですね。同人誌を買ったりイベントに参加したりはここ数年で初めて経験しました。


――なるほどpixivですね。ハスメドとかもmonorobuさんの世代的にはちょうど話題になっていたころでしょうか。それで、その頃以降にいろいろと触れてみたという感じでしょうか。

実は明確に「百合」とジャンル分けされているものについてはあまり積極的に触れていません。一時期やはりちゃんと通過しておかなくては、と思って百合姫等もざっと読んでみたんですが、あまり肌に合いませんでした。どちらかと言うと一般向けの作品の中に想定外の百合を感じさせる文脈が登場すると一人色めき立っていたような感じです。


――「これは!」と思ったものを、ネットで発信したりとかでしょうか?

発信もあまりなかったですね……。検索してみて誰かが描いていれば満足、無ければ無いで本当にごく個人的にそれを楽しみに作品を見ていたという程度です。


――ひっそりと楽しんでたんですね。例えばどの作品でしょうか。

比較的知名度の高いものだと『ペルソナ4』の雪子と千枝とか、『ソウルイーター』のキムとジャッキーとか……。

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他にもあったと思うんですが、ニッチな作品だと『エイリアン9』のゆりとくみとか、『月華美刃』のカグヤとイズミヤとかですかね。

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最近だと『ダンジョン飯』のマルシルとファリンも好きです。


ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX) -
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――そのなかですと、『エイリアン9』がかなり古めですね。

そうですね。アニメ版をゼロ年代の隠れた名作ということで見ていたんですが、ドキッとさせられるような距離感や演出があってかなり印象が強いです。原作も性的なメタファーが盛り込まれていたせいか余計に少女同士の絆が引き立っていました。


――なるほど。私は初めて知った作品でしたので、後ほど調べてみたいと思います。さて、このあたりでmonorobuさんの経歴とツボみたいなところが多少は明らかになったと思いますので、次の質問に移ろうと思います。




――最近「百合がブームに!」といったことが言われることもあるようですが、monorobuさんから見てどう思われますか?

ジャンルとしての百合に疎いのでいつブームが来たのか、今ブームなのかといった部分からしてよく分かっていません。ゼロ年代の頃と比較すると割合ライトな女の子同士の関係性を描いた作品は多く見られるようになったのかなと思います。

そういう意味では日常系アニメの隆盛がそれに近いと言えるかもしれません。女の子同士がより可視化されるようになったのは『けいおん』のヒットが原因かなと思っています。



――monorobuさんの場合、日常系アニメとか、そういう方面はそこまで好みではないでしょうか。

『けいおん』の一期をリアタイでかじってたくらいで今はそこまででもないですね。小難しいことを考えずに見ていられるという点でたまに見たくなることはありますが『ごちうさ』とかも何となく惰性で見ていました。


――さて、次の質問で「BLとの違いをどう思いますか」とあるのですが、ここまでお話伺ったところ、ちょっとこの質問には答えにくいように感じるのですが、いかがでしょうか? 何なら飛ばします。

そうですね。BL自体に真剣に向き合った経験が乏しいのでこれもはっきりとは言えません。なんとなく外から見ていて百合が引力なのに対してBLは斥力(きんりょく)の中に生じる人間関係なのかなという印象があります。


――「百合は引力、BLは斥力」ですか。なかなか面白い見解を伺いました。

例えばなんですけど、もしご存知なかったら申し訳ないんですが、『ヱヴァQ』公開当時に「カヲル×シンジは百合」「マリ×アスカはBL」って言説が散見されていて、前者が運命的に惹かれ合う関係であるのに対して後者は腐れ縁的なニュアンスを感じるんですよね。反発しつつも何だかんだで一緒にいる・いざるを得ないと言いますか。


――なるほど。そう言ってる人、よくいますね。ジェンダー論にも関わってきそうで長くなりそうですので、ここまでにしておきまして。





――これは疑問に感じてる人が多いということで意見を集めているのですが、百合は男性向けなのか女性向けなのか、どう考えていますか? 個人的な見解で構いませんので、教えて下さい。

百合を知り始めた当初は「エロ方面に特化していれば男性向け、精神性やドラマ性に焦点を当てていれば女性向け」くらいの安直な見方をしていましたが、今となってはあまり重要視されないカテゴライズになるんじゃないかなと思っています。

作品の数だけ想定する読者層は多様化しますし、個々の受け手の人生経験によって作品から何を汲むかは違いますから、男性向け・女性向けといったジャンル分けを採用している作品は現にありますが、例えば男性向けとされている作品に触れた女性の方がその作品を好きになること等ザラでしょうし、逆もまた然りかなと。



―― 一言で言ってしまえば「ユニセックス」なものかと…?

そうですね その言葉が一番近いです。多分に僕の理想も入ってしまっていますが。


――なるほど。では、これから百合に触れたい人への推薦作品を教えて下さい。もちろんmonorobuさんのお気に入りの作品からでかまいません。

『オトメの帝国』『加瀬さんシリーズ』等でしょうか。

オトメの帝国 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) -
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あさがおと加瀬さん。 (ひらり、コミックス) -
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予め百合だという先入観を廃して触れられる作品だと『エイリアン9』『トップをねらえ2!』『RWBY』辺りも推したいです。

エイリアン9 Vol.1「第9小学校 エイリアン対策係」 [DVD] -
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トップをねらえ2! Blu-ray Box -
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RWBY VOLUME 1-3 Blu-ray SET<初回仕様版> -
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――そのなかだと加瀬さんシリーズだけ他とちょっと違うかんじですね。これも愛読書なのでしょうか?

自分にしては珍しく本棚に揃ってる作品なのでつい挙げてしまいました……。刊行スピードが遅いので追いつきやすいかなと 絵柄もくどくなく毎回あっさりした読後感なので読みやすいです。

あ、すいません。あと『明日ちゃんのセーラー服』も挙げたいです。これはもう内容以前に絵だけでも全然読ませる力があるので本当におすすめです。


明日ちゃんのセーラー服 1 (ヤングジャンプコミックス) -
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――『明日ちゃんのセーラー服』、ちょっと見てみましたが、なかなか独特な構成ですね。では、百合を楽しめるけど惜しくも埋もれているような作品を教えて下さい。「まだ盛り上がりが足りない!」というのでもかまいません。

結構悩んだんですが『ダンジョン飯』のマルシルとファリンと『月華美刃』のカグヤとイズミヤを挙げます どちらもかなり主観が入った百合ですが……。

前者は温室育ちの秀才とおっとりした天才肌という王道の組み合わせで作品の知名度があるのになぜあまり話題になってないのだろうと常々疑問でした 海外でもそこそこ注目されてるshipの様です。最近の本誌の展開がハードになってきたため余計に目が離せません。

後者はジャンプSQに連載されていた作品なんですが、高い画力と緻密な世界観がありながら僅か5巻で完結しています。分家のクーデターによって女王制を敷く月の国から出奔した女帝の娘である主人公のカグヤが冒険する話なんですが、とにかくカッコいい女の子の活躍が見たい方にオススメです。4~5巻の分家の娘であるイズミヤとの確執と決着の付け方が個人的に近年稀に見る少年誌的な百合の落とし所だったので未読の方に是非一度見て欲しいですね。



――なるほど。大変参考になりました。どうもありがとうございました!



monorobuさん、長い時間をお付き合いいただき、どうもありがとうございました。今回も非常に興味深かったです。

百合において“需要と供給のミスマッチ”がまだまだあるかなあと感じてはいましたが、monorobuさんのお話を伺っているとそういう部分は確かにあるように思いました。

特に、現状ですと、「女の子が“女の子らしさ”を強調する」タイプの作品が豊作傾向であり、その逆は弱いかなあという感想でありました。


今回インタビューに応じてくださったmonorobuさんは【吐兎モノロブ】名義にて、『月刊ヤングキングアワーズGH』(少年画報社)において作品連載中とのこと!




また、新人賞受賞作品をネットで無料公開中とのことですので、読んでみてください!






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posted by おとなり at 22:11百合インタビュー

「いちごジャムが好き。」(令丈ヒロ子)紹介

好きって、こわい? -
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公式サイト読んでも特に記述が見当たらなかったのですが、だいたい小学校高学年ぐらい向けの本なのかな? 親が子どもに買ってきそうな感じの、ホラー小説アンソロジーでした。



本記事はそのなかの1作である「いちごジャムが好き。」の紹介です。

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なんで紹介かと言いますと、この物語のホラー展開という事情を考えると、ネットの海へ結末に触れてしまうようなことを書いてしまうのは気が引けたからです。

とりあえず、書名・作品名の検索で、このページに直接来られた方以外は、読んでみて損はしないと思います。


前半は「友達の女の子相手にドキドキさせたり、絡みに妖艶な描写入れたり、児童書にしてはちょっと変な話だなあ」とか思って読んでいたのですが、後半は「え~~~~」な感じでした。

うん、まあ、ホラーだな。



そんなわけで、あまりにも変わった話だったので、気になって著者の方を検索したら、個人的に名前だけ知ってる作品の著者さんでした。




アニメ化おめでとうございます。

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posted by おとなり at 16:15百合日記




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