映画『劇場版 零~ゼロ~』感想(からめ)








原作と全然違うとは聞いていたけど、大塚英志原作だったんか…!!


「零」要素薄いのは妥協しても、ホラーというより単なるサスペンスやないか!!




…というわけで、観てきた感想です。まあ観ていて正直退屈さを感じないこともなかったので、絶賛文のみをお求めの方は以下読まないで下さい。





一言でまとめると、悪霊もの+サスペンスっていう感じでした。ただ、そのふたつが上手く混じっているとは言いがたく、むしろ両者がケンカしたまま押し込められてしまったように感じます。

一応最後の方で「一番の真犯人」というのが明らかにされるわけなのですが、その事件の被害者一同が犯行を完全忘却はさすがにダメでしょうと。「ここで大人になって」→え!?真犯人が近くにいるのに???真犯人にはお咎め無しなのに???????…と、私は思いました。そのあたり、サスペンス部分がうまく幽霊要素を扱えなかった気がしてなりません。

悪霊ものとしても、終盤のサスペンス要素で印象を薄くしてしまった感が否めず。残った思いが生きてた人をとらえ苦しめるというのはかろうじて「零」チックかとは思うのですが、バンバン時空移動させる演出が怖い以前に「よくわからない」という印象は否定できませんでした。

演出全般に関して「もう少し丁寧に作って欲しかった」とも思いました。人目を盗んで部屋を出るシーンは、まだ足音がはっきりと聞こえるのに出てきてしまうという拙速さ。前半は特に舞台背景なんかを丁寧にゆっくりと描いて欲しいなあと思う次第です。


さてさて、ホラーとサスペンスの話から離れますと、百合ドラマでした。ただ、「思春期特有の同性への憧れ~」みたいな位置づけっぽく感じました。百合なら百合、友情なら友情という、突き抜けた物が存在しないあたりに、作品の評価を下げざるを得ない半端さを受け取ってしまいました。何よりスマホが出てくる現代設定でこれは中途半端。



とまあ、ここまでブチブチと書いてしまいましたが、正直もっと良い作品にはなれたと思うんですよ。

寄宿舎を舞台とした女子高生設定は雰囲気かなり良かったですし。「零を名乗りながらカメラはアリバイ程度にしか出てこないじゃないか!」というのは確かなんですけど、女子生徒は妖艶な雰囲気出してたと思いますし、双子の女の子とか「零」チックだとは思うんですええ。

それだけに「もうちょっとやりようがあったんじゃないかなあ」と惜しんだ秋の日でありました。了

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posted by おとなり at 20:41TrackBack(0)映画

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