『ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在』、簡単な感想

ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在 -
ユリイカ 2014年12月号 特集=百合文化の現在 -
(Kindle版あったのか…。)


なんというか、まあ、全体的に主観が強めで、それが個別一作品を語る程度なら読めたんですが、そうでもないので頭に入らず…といった感じでした。ぶっちゃけあんまり面白くなかったです。かといってレビューで星1~2個とかつけるほどでもないですが。

そもそもこれ、「百合文化の現在」というタイトルでした。しかし、言うほど「現在」を語っていたかどうか言われると、う、うーん。

インタビュー相手は人選に疑問が強いところ。「百合よく知らなかったけど初めて描いてみました」という人にインタビューとる意味が私にはわかりません。(ああ、でも、後述の先生もそうなるのかな?)

百合好きからとしては今野緒雪先生インタビューが最大の目玉ですが、百合とかエスとかよく知らなかったとか以前に、同性愛自体興味なさ気ですね。実際「マリア様がみてる」は読んでてそんな感じでしたし、正直同性愛色が明確だったら流行ってなかったとも思います。個人的には同先生が「BLは男ばっか」とまとめられることに違和感強いんですが…いや実際に男ばっかですけど、あんまりシンプルにそれでまとめられると…モニョモニョ。

とりあえず、<映画版の『LOVE MY LIFE』、本当にあんまりだったわー>(溝口彰子「同じ物語なのになぜレズビアンが疎外感を味わうのか 『LOVE MY LIFE』映画版の謎を分析する」)で溜飲が下がったのと、<ゆるゆりのヒットはうれしくない部分がある>(玉木サナ「いろんな百合が咲けばいい、わたしは血の色の百合が見たい」)でウンウンなったところぐらいが良かったです。




余談。個人的経験では「百合です!」と宣言されながら「百合?ふーん、ボリボリ。…○○ちゃんは俺の嫁!」という百合ネグレクトが最も多人口と感じます。



(2016年1月追記)

ゆるゆり さん☆ハイ! 第1巻 [Blu-ray] -
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2015年に「ゆるゆり」のアニメ3期が放送されましたが、初めのような盛り上がりも薄く、今後の百合の流行へとつながるには厳しい感じでした。

3期の評判をネットで見ると「3期は1、2期と比べて百合が強いし、つまらない」という非常に元も子もない不満が散見され、結局特別百合好きではない人たちが支えていたのだなあと再実感しました。

ユリイカの百合特集に関しては、商業的にはかなり成功したと思われる「ゆるゆり」の評価が露骨に低く、それを不満と感じる人が多かったようです。しかしながら、「ゆるゆり」が百合好きばかりに支えられたわけでもなく、百合への目覚めを促した影響力も疑わしいものだったわけですから、この評価は残念ながら皆認めるべきかなと思いました。

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posted by おとなり at 14:13TrackBack(0)百合日記

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