TVアニメ「ツインエンジェルBREAK」感想



どうもツインエンジェルシリーズはWikipediaを見る限り、別メディア版と各々独立した平行世界展開ではないそうで、アニメ版単独の評価は無理があるかもしれませんが、そのあたりはご容赦ください。

ちなみに前のTVアニメ版ツインエンジェルは視聴しましたが、はっきり言ってそっちはKUSOでした。BREAKはその前回のTVアニメ版であった設定や展開をリピートしているようですが、まあBREAKが気に入ったからと言って新たに見る程ではないと思います。

(というか、監督・脚本と主だったスタッフに変更がないのに、なんでこれだけ違うのだろう…。)


さてさて、本項ではTVアニメ「ツインエンジェルBREAK」の話となりますが、百合的には△と(泣く泣く)せざるをえない部分もありますが、2人の友情を丁寧に描くという点や、ヒーローアニメものとしても、大いに好評価できる内容でした。

あまりアニメ単体で収益をあげる気がないのか、第1話を初めとした前半部分の出来による、つかみの悪さという問題点もありますが、ヒーローとしての葛藤から、友情による打破を描く中盤以降は本当に熱くて良かったと思います。



本作で何よりよかったのは「とりあえずそういう設定だから仲良くさせとけ」という印象が薄く、中盤で2人がすれ違ってしまうのが生々しかった点で、昨今の百合漫画も見習って欲しいなあと、ついつい思ってしまったのでありました。ゲフンゴフンっ。



以下、ニコ生一挙放送で視聴した際にとったメモ。要は1話毎の感想です。



第1話「十五歳の船出」

キャラクターの紹介が絶妙に上手い第1回。敵モブの動きが絶望的にショボいのが残念。後から見ると、めぐるがすみれの正体すぐわかるのはおかしい。今の中学生にインスタントカメラ持たせても使い方わからなさそう。


第2話「友情のかけら」

すみれのお兄さんラブ設定は、パチスロPV見ると変身後は軽蔑しているというネタ設定が狙いの可能性。このアニメでは使われませんでしたけど。

動物レースのナンジャコリャ感は否めないものの、ひたすら拒絶していたすみれの折れ方は自然でよかったと思う。

それにしても、この回だとまだ弱いメアリ。



第3話「月夜とハリネズミ」

年齢訊かれたメアリが331歳って答えるの、上手いごまかし方だなあ。まあ本当に331歳なのかもしれないけど。331で「サミー」の語呂合わせという指摘が面白かった。

必殺技でみるくが怒り出すのは前のTVアニメシリーズの際にそういう話があったからかな。あんまりおぼえてませんけど、あったような。(検索したよ、これなー。)こういう視聴者だけがわかる理由で怒る流れは面白いと思う。


第4話「証明完了! 理系の天才」

ぶっちゃけ急ぐならこの回は飛ばしてもOK回。面白いけど。吉野さんの重労働がひどい。


第5話「ゆいまーる! 沖縄修学旅行」

この回の名目で制作スタッフが沖縄旅行したようにしか思えない。すみれ、随分心を開くようになったもんだなあー。イベントスタッフが無能すぎる。(というか、存在してない)

すみれに関しては、皆と違うことで遠ざけられたことがきっかけになっていて、深刻に描きこそしないけど現実での問題意識が強いと思う。

トゥニエイツを同一人物と認識しないのが謎すぎる。もっと大胆にデザインを代えることができなかったのだろうか。


第6話「うわさの怪人・黒薔薇男!」

めぐるとすみれがすれ違い始めるのがここから。めぐるが悪いわけでないのがすんごく切ない。どっちかというと、きちんと気持ち出せないすみれに…ということになってしまう。

最後、めぐるがメアリに食われそうに(意味深)。



第7話「念願の学院生活☆ヴェイルの部活訪問」

めぐるヴェイルと、すみれヌイとで、対照的に描かれるのが面白い。めぐるとすみれのすれ違ってしまうの姿が最高に百合なんだよなあ。

ヴェイル・ヌイが人間ではないというのは、既にメアリが人間ではないことが描かれるところから、特に驚くような点ではないんですが、駆け引きを予感させるところが面白い。



第8話「暴かれるひみつ」

異様に切ない第8話。「本当はあいつは敵なんだ…でもっ、言えない!」。熱いなあ。

中盤からのメアリはガンガン見抜いてくるし、やたら強い。如月の兄さんがしつこい不死身なのは、前のTVアニメシリーズだと単なるアホ設定だったのだけどねえ。



第9話「理想とリアルとリトマス紙」

ヴェイルが心変わりするところはエロゲ特有の感動シーンっぽい。ずっと重かった8話の清算が9話前半という、ちょっと不思議な構成。最後の、天真爛漫だっためぐるの絶望顔は衝撃だった。



第10話「瓦解する心」

前半めぐるが一方的に明るくてすみれの世話やいてたのに、それがひっくり返ってしまう展開、「おおすごい」思う。校長のお話の直後に生徒が夏休みの予定話してるのは脚本の芸が細かい。

それにしても、1話の描写から、めぐるが先祖から闇を受け継いでいたという設定は意外だった。屈辱感の与え方が半端ない。

1話からすみれも成長著しいし、アニメ1クールの期間を存分に使えてるのが良い。



第11話「ともだち」

1話のショボ戦闘シーンにガッカリしたけど、11話になって不満がないのが不思議。



第12話「運命のゆくえ! みんなの笑顔が見たいから」

ぶっちゃけ2人の幼少時の回想が端折ってて、よくわかんないんだよなあ。モッタイナイ。

最終決戦は宇宙は定番。前のTVアニメの時はひどかったけど。展開めちゃくちゃすぎるけど、ヴェイル・ヌイ出てくるのも良かった。

で、この続きがこっちなんだっけ。なんだか見づらいサイトだなあ。JPGも置けないらしくて、「挿絵はTwitterにあるから見てね」とかそんなだし。資本関係でここに置かないといけないのだろうか。


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posted by おとなり at 01:02TrackBack(0)百合日記

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