映画『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』観てきました。私が観たかった映画でした!

いやあ本当に面白い映画でした。





「末期がんの女性が、同性パートナーに遺族年金を受け取らせたいが、却下されてしまい…」という物語でした。

何が面白いかと言えば、とにかく物語に逆転要素が続くことです。

まず最初に、主人公の女性刑事の激しい密売人逮捕シーンが繰り広げられます。なかなかハードな演出で、この時点で驚きました。

そんな彼女がオフではレズビアンコミュニティに参加していて、とある女性と出会うラブロマンスが描かれます。

しかし、女性刑事は大の仕事人間であり、そして同性愛者であることを周囲にバレないよう日々行動していることが説明されます。

そういったところで暗雲が立ち込めますが、じきに出会った女性とは和解を果たし、無事に恋人関係に落ち着きます。

女性刑事は恋人と同居を始めますが、突然家にやってきた同僚男性にそれを見られてしまいます。「隠し事をするなんて」と責められ、しこりが残ります。

と、ここで、仕事も生活も順風満帆だった主人公の女性刑事に末期がんが発覚してしまいます。女性刑事はパートナーへの遺族年金を訴えますが、それを一番後押ししてくれたのは同性愛を隠していたことで揉めた同僚男性でした。

それまで犯罪を取り締まってきた女性刑事は、今度は逆に体制側と対立することになります。




………と、だんだんと内容説明しているだけになってきちゃったので、残りは控えますが、この後もとにかく逆転が続いて面白かったのです。フィクションとしていろいろと脚色しているのでしょうが、登場人物が次々と向いてる方向を変えていくのは痛快に感じられます。本作は必ずしも短い映画ではありませんが、まさに最後まで目が離せない痛快作にうまく仕上げたのではないでしょうか。

気になる部分としては、予算不足なのか大衆がこの事件にどう反応したかあまり描写がないこと(この手の映画には恒例の「レズビアンは死ね男」が出てきたり、抗議電話がかかる程度。)と、同性パートナーの心境の変化するところも描いて欲しかったところでしょうか。それでも十分良かったとは思いますが。

死別の感動ものながら、痛快さも併せ持っていて、とにかく楽しかったです。「先立つ人の思い」も非常に尊く感じられ、そういった面からも深く感じ入りさせられました。

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posted by おとなり at 18:41TrackBack(0)映画

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