『美波先生の正しい性教育授業』(牛乳リンダ)

※成年コミックにより商品リンク無し。

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最初パラパラっと眺めた時、かなりエロエロな感じだったので「あー路線変えちゃったのかな~」みたいな心配を少なからずしてしまったのですが、読んでみると(主語を大きくするのはよくないですが)発想の起点が女子視点になっており、やや軽いノリながらも感動させられました。

冒頭で描かれる、「ずっと性への興味を否定されてからの、ある日突然大人から性教育を受けるギャップ」って、やっぱりショックだと思うんですよ。まあ全くショック感じない人も多いんでしょうけど。

そこを救済するための「性教育授業」というのに、はっちゃけたエロながら、ものすごい救いを感じてしまうわけです。

そこに加えて、先生の昔の彼女の話が、なかなかどうして鋭い。マジョリティにいる側の人間って、軽率にマイノリティに対して理解を示すことがあるんですけど(無い人はひとまず置いておきます。)、単に理解のある自分に酔ってるだけで、突き進むと特別そんなわけでもなかったというの、これもよくあると思うんですよ。

本書では結局その点が克服を経てハッピーエンドへとつながるわけですけど、そういうマジョリティ側の偽善を見積もりなおして清算するのは、いろいろ考えさせられながらも感動いたしました。



…と、そういった内容を、コメディ色のあるBLコミック調で仕上げているので、そのあたり馴染めない人は馴染めないやもしれません。冒頭で「生徒×教師の学園BL」に脳内変換して読んでしまったのはここだけの秘密です。



同著者前作『とろとろの恋』レビューはこちら

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posted by おとなり at 20:57TrackBack(0)百合日記

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