「魔法少女リリカルなのは」(TVアニメ第1期版)

この記事を書いてるのが2017年。テレビアニメ「リリカルなのは」第1期が2004年放送。もう10年以上昔となり、未視聴の人も年々増えているかと思います。私も最近(というか、今日)再視聴を終えたので、改めてレビューです。


魔法少女リリカルなのは Vol.1 [DVD] -
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さて、「百合系のアニメを教えてほしい」という声があった時に、百合系としても有名な「魔法少女まどか☆マギカ」を挙げる前に、是非挙げておきたいと思うのが、「まどか☆マギカ」と監督が同じという共通点がある「魔法少女リリカルなのは」です。「まどか☆マギカ」と比べると全体的にマイルドというのがその決め手ではありますが、改めて視聴するとところどころ似たような描写が垣間見られるのが興味深かったです。

「リリカルなのは」にしろ、「まどか☆マギカ」にしろ、ベースはありふれた魔法少女ものですが、そこに独特のアレンジを上手くきかせ、共に革新を果たしているように思います。それが監督の手柄か否か、興味深いところです。

この作品当時は、まだ「女の子同士が激しくバトルする」という展開に馴染みがあった人は少なかったと思います。故に「和解方法が暴力だ」という反応がけっこうあったのですが、今視聴するとそういう印象も薄く、ただ仕方なく戦っていると素直に受け止められるように感じました。


さてさて。なのはシリーズは「キャラだけは固定して、いろいろと新規に展開させる」という手法を原作の人が好むらしいので、ぶっちゃけた話、同シリーズでも各作品ごとで明らかな方針の違いが際立っています。

なのは1期に関しても「男性キャラを交えて、男性が感情移入しやすいようにしているのかな~」と思しき部分がよくあったりしますが、2期以降の方針転換で百合路線へと近寄らせたりで、そのあたりを期待するにしろしないにしろ、多少差し引いて視聴したほうがいい部分であったりもします。

そういったなかで本作は「主人公のヒロインが、悲劇に見舞われているヒロインを救済する」という筋立てがメインであり、しかもどちらのヒロインも戦うヒロインというのが魅力的です。

特に主人公なのはの行動原理はいかにも主人公らしい純真さで、見てて清々しい。

最後の別れのシーンは、まるでこの後再会して恋人になるような演出で(まあこの後の作品でやや近いようなことになるんですが。)、このブログを読まれている方ならじっくりと見ずにはいられないでしょう。



以下、各話視聴時のメモ。Gyaoのキャンペーン配信で視聴しています。


第1話 それは不思議な出会いなの?

改めて見ると「まどマギ」とそっくりで笑ってしまった。脚本は原作の人になってるけど、こうして見るとやっぱりアニメって監督の影響のが強いんだなあ。


第2話 魔法の呪文はリリカルなの?

途中のCMで「まどマギ」が出てきて思わず吹き出してしまった。ちなみにCMはパチンコ版のCMでした。


第3話 街は危険がいっぱいなの?

正直、久しぶりに見るのに、このあたりはややつらい。まあ世界観の紹介としては申し分ないのですが。


第4話  ライバル!?もうひとりの魔法少女なの!

フェイトの登場シーンの演出、やってみたZE!感あって笑ってしまう。それにしても、第4話にして、似たような能力の強力なライバル登場は熱くて楽しい。


第5話 ここは湯のまち、海鳴温泉なの

やっぱり「なのは」はフェイト登場後が面白いなーと思わせる第5話。かと言って第3話とかいらないとは言えないのが難しい。お風呂のところまではまだエロゲ原作のマイナーアニメっぽい。


第6話 わかりあえない気持ちなの?

(メモを見返したら、この回について書いてませんでした。確か「キャラの言動が年齢相応じゃないよね」とか、書いた記憶がある。)


第7話 三人目の魔法使いなの!?

フェイトの顔が一気に老けるなあ…。何気にアルフとの関係もぐっとくる。その点を挙げる人はあんまり見ませんが。

「褒められこそすれ、叱られることは無いもんね」←これすごいフラグ。

この話で、フェイトが母からの虐待関係が明かされ、かなりドラマ性が高くなってくるという印象。ついじっくりと見てしまう。


第8話 それは大いなる危機なの?

「最初は百合っぽいのとか考えていなかったんだろうなあ」というのが伝わってきてしまう第8話前半。後々のシリーズで露骨に路線が変わったような気がするだけに、しみじみとしてきます。


第9話 決戦は海の上でなの

この頃はユーノ君と本当にいい雰囲気だなあ(笑)。

時空管理局への反発とあいまって、なのはのキャラクターは主人公らしい主人公で清々しい。ようやくフェイトに近づけたように見えたのに、最後にああなってしまう。悲しいねえ。


第10話 それぞれの胸の誓いなの

アルフを野良犬感覚で保護してるの、さすがに笑う。前半の話を思い出すと、友達との関係も戻ったし、なのはも成長したし、きれいな物語になってるなあ。


第11話 思い出は時の彼方なの

この放送当時、美少女キャラ同士を戦わせるというのが珍しかったような気がする。そういうわけで、当時「説得=暴力か」というツッコミが大量に入っていたわけですが、今となっては違和感薄い感じ。

フェイトの母に対する従順さはやや謎だったんですが、この種明かしでスッキリしてくるという。


第12話 宿命が閉じるときなの

なのはは水樹奈々がよく歌う。12話は、正直なところ、わりかし雑な展開の感もありますが、カタルシスはしっかりしているかなあという印象。


第13話 なまえをよんで

この頃のアニメは13話やってたなあ。業界の製作体力が落ちてきて、12話終了がありふれてきましたが。

最後のなのはとフェイトのシーンがエロゲ(抜きゲじゃないやつ)のラストシーンっぽい。というか、当時はこれで完結のつもりだったんだろうなあ。

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posted by おとなり at 00:12百合日記



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