雑記(2017年8月4日)「捏造トラップ」は“越えてはいけないライン”を超えているのではないだろうか。創作と同性愛差別との関係について

性懲りもなく、百合姫を読んでしまったのですが。

コミック百合姫 2017年9月号[雑誌] -
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「捏造トラップ-NTR-」(コダマナオコ)第21話は、「レズ疑惑」(あの画像では、“レズ疑惑”というより、2人して援助交際でもしているようにしか見えませんが。)で、クラスメイトの引いてる反応やら、「お前らレズだったん?w」(原文ママ)というセリフやら、挙げ句の果てにはからかってやっただけという言葉のぶん殴りやらで、ドン引きのオンパレード。

「SNSで話題になることと、作品が愛されることは、まったくの別ですよコダマさん」とついつい言いたくなりますが、どうしようもありません。


ところで、「百合において同性愛差別を持ってくるのはNG」と強く主張する人を見ることがあります。理由としては、気分が悪くなるからといったものや、政治的に正しくないとする人も見ます。


『ブルーは熱い色』は(私の記憶が確かなら)女性同性愛者の著者による作品ですが、明確に同性愛差別が描かれます。

ブルーは熱い色 Le bleu est une couleur chaude -
ブルーは熱い色 Le bleu est une couleur chaude -

しかし、この作品の差別描写で「政治的に正しくない」というのは何か違うような気もします。(まあ日本の百合ジャンルのカテゴリに入れるべきものではないというのも大きいですが。)


私が昔見たゲイビデオには「お前ホモなのかよ」という差別発言が出てくる記憶もあったりしますので、差別の存在には何かしら効果があるのではとも思います。


そこで、「同性愛作品にも関わらず同性愛差別が描かれる理由」というのを挙げてみます。


①リアリティ度を上げて「本当にある話かもしれない」と思わせる

②悲劇によるカタルシス効果カタルシス解説

③社会の問題点を浮き彫りにして、無関心だった人にも批判感情を持たせる


だいたい思いつくのはこの3点ぐらいなのですが、残念ながら「捏造トラップ」の今回の描写にはどれも当てはまるように思えません。

他人の半裸写真を本人特定できる形でバラまくという行為は、一般的に考えて常軌を逸しており、リアリティも悲劇性もヘッタクレもございません。それに加えて同性愛そのものに対するフォローも皆無です。

じゃあ何なのかと考えると、結局のところSNSでのウケ狙いしか感じられないのです。

悪いお酒で気分がハイになったのが忘れられないのかわかりませんが、そろそろ悪酔いを覚ましてもよい頃ではないかと、私としては思います。



まー、そもそも、「捏造トラップ」は「NTR」好きの人の趣向をまったく調べもしていないのがまるわかりなので、そういう作品を擁護するのは極めて難しいなとも思う次第であります。



上記の話とはまったく関係ないですが、新規投稿するのもイヤなので追記(2017年8月9日)です。



この、百合として売り出す気皆無のエロ抱きまくらカバーですが、つないだ手がおかしいという話を見ました。

誰にでもわかりやすくするため、デザインドールで見てみましょう。

DesignDoll20170808.png
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posted by おとなり at 00:09日記ですらない雑記



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