映画「歓びのトスカーナ」観てきました。ちょっと難しい

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よく知らなかったのですが、イタリアでは既に廃止された(らしい)司法精神病院を題材とした物語だそうで、ちょっとだけ昔のお話なのかな?

設定の反映とはいえ、当たり前のように犯罪をおこすので、受け入れられない人がいるかもしれません。

全体通して退屈ではないのですが、脚本はかなり雑に感じました。2人で海辺で眠るシーンや、ラストシーンなど、おそらく企画としては「友情」がメインにあったとは思うのですが、そこに至るまでの過程に納得感が薄く。

「最高の友情を手にした女たち」という狙いは伝わってくるものの、その友情の描写が甘くなってしまったのがとっても残念であります。

ただ、観終わった感想としては、精神を病んでどん底にあっても、希望を捨てずに歩くことを喚起する内容でありました。その点は良。

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posted by おとなり at 19:40映画

雑記(2017年8月4日)「捏造トラップ」は“越えてはいけないライン”を超えているのではないだろうか。創作と同性愛差別との関係について

性懲りもなく、百合姫を読んでしまったのですが。

コミック百合姫 2017年9月号[雑誌] -
コミック百合姫 2017年9月号[雑誌] -

「捏造トラップ-NTR-」(コダマナオコ)第21話は、「レズ疑惑」(あの画像では、“レズ疑惑”というより、2人して援助交際でもしているようにしか見えませんが。)で、クラスメイトの引いてる反応やら、「お前らレズだったん?w」(原文ママ)というセリフやら、挙げ句の果てにはからかってやっただけという言葉のぶん殴りやらで、ドン引きのオンパレード。

「SNSで話題になることと、作品が愛されることは、まったくの別ですよコダマさん」とついつい言いたくなりますが、どうしようもありません。


ところで、「百合において同性愛差別を持ってくるのはNG」と強く主張する人を見ることがあります。理由としては、気分が悪くなるからといったものや、政治的に正しくないとする人も見ます。


『ブルーは熱い色』は(私の記憶が確かなら)女性同性愛者の著者による作品ですが、明確に同性愛差別が描かれます。

ブルーは熱い色 Le bleu est une couleur chaude -
ブルーは熱い色 Le bleu est une couleur chaude -

しかし、この作品の差別描写で「政治的に正しくない」というのは何か違うような気もします。(まあ日本の百合ジャンルのカテゴリに入れるべきものではないというのも大きいですが。)


私が昔見たゲイビデオには「お前ホモなのかよ」という差別発言が出てくる記憶もあったりしますので、差別の存在には何かしら効果があるのではとも思います。


そこで、「同性愛作品にも関わらず同性愛差別が描かれる理由」というのを挙げてみます。


①リアリティ度を上げて「本当にある話かもしれない」と思わせる

②悲劇によるカタルシス効果カタルシス解説

③社会の問題点を浮き彫りにして、無関心だった人にも批判感情を持たせる


だいたい思いつくのはこの3点ぐらいなのですが、残念ながら「捏造トラップ」の今回の描写にはどれも当てはまるように思えません。

他人の半裸写真を本人特定できる形でバラまくという行為は、一般的に考えて常軌を逸しており、リアリティも悲劇性もヘッタクレもございません。それに加えて同性愛そのものに対するフォローも皆無です。

じゃあ何なのかと考えると、結局のところSNSでのウケ狙いしか感じられないのです。

悪いお酒で気分がハイになったのが忘れられないのかわかりませんが、そろそろ悪酔いを覚ましてもよい頃ではないかと、私としては思います。



まー、そもそも、「捏造トラップ」は「NTR」好きの人の趣向をまったく調べもしていないのがまるわかりなので、そういう作品を擁護するのは極めて難しいなとも思う次第であります。



上記の話とはまったく関係ないですが、新規投稿するのもイヤなので追記(2017年8月9日)です。



この、百合として売り出す気皆無のエロ抱きまくらカバーですが、つないだ手がおかしいという話を見ました。

誰にでもわかりやすくするため、デザインドールで見てみましょう。

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posted by おとなり at 00:09日記ですらない雑記

雑記(2017年8月3日)「百合」に限界を感じる

最近は百合に力入れてる出版社というのもあって、一時期と比べて供給量が増えてる気がしなくもないですね。(その割には「百合レーベル」は現れませんが。)

ただ、まあ、ざっと見て、男性向けレーベルから出ている、男性向けのノリで描かれたものばかりなので、私個人的には盛り上がらないです。

なんていうか、「百合」という言葉でひとまとめにしてしまうのも、そろそろ限界なのかなあと感じてしまうこの頃です。

以前、相手が処女ということを知った途端、興奮したという日記にネガティブな反応で盛り上がったのを見たのですが、そういう男性の「自分が優位に立てる女は最高」という理想が持ち込まれていて、「うーん」とうなってしまう昨今です。

男性向け作品にありがちな、女性キャラの“処女かドエロの2極化”というのは、男性にとっては飲み込みやすいとは思いますよ、はい。



日記ですらない雑記を利用して宣伝。短編アドベンチャーゲーム。



http://otonari21.tumblr.com/post/162978608217/脱出アドベンチャーゲームさーやの愛は深海よりも深いyoutubeのリアル脱出ゲーム動画を見たら作り

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posted by おとなり at 01:03日記ですらない雑記

雑記(2017年8月1日)

あ、やおいの日だ。…「やおい」、死語化してるけど。

えーっと。一月に一度程度しか更新しないふざけたブログですが、それなりにもそもそは(?)しております。

前々から「もっとだらーっと百合を語る場みたいなのが欲しいな~」とは思っておりまして、とりあえず新カテゴリ「日記ですらない雑記」というのを作ってみました。

つい先日はプリキュアで大盛り上がりだったのが印象的でした。まあ当方は見てないので実際どんなだったかはわかりませんが。


https://www.youtube.com/watch?v=KWBMxaUhCU4
2017/07/22 に公開

「キラキラ☆プリキュアアラモード」7月30日(日)放送予告
第25話 電撃結婚!?プリンセスゆかり!

コンフェイト公国のナタ王子に求婚されたゆかり。ナタ王子はあきらをライバルと勘違いし、勝負を挑む。戸惑うあきらだが、ゆかりの将来をかけてナタ王子と対決することになってしまい…。

ABC・テレビ朝日系列にて、
毎週日曜朝8時30分より放映中!

【公式HP】
http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/


とりあえず公式の次回予告見たら、わりかしぶっこんでで笑いました。




web拍手について

ブログに「この記事がよかったら押してね!」と置いてある拍手機能なんですが、たまーに押されるわけでして、しかもその押されるのが否定的なレビューをした記事ばかりなんですよね…。

こういう感想記事というのは、大抵作品を超超大肯定するものに需要があると思っているのですが、私の肯定力が弱いのか何なのか、ネガティブ意見にばかり反応があるのはどういうことかと戸惑っている次第です。

このブログの更新の少なさの理由の1つが「ネガティブな感情を露わにしないようなるべく努力する」という編集方針の結果だったりもするので、「もしかして、もっと言ってもええんか?」と誘惑をおぼえたり…うう゛いかんいかん。

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posted by おとなり at 22:24日記ですらない雑記

TVアニメ「ツインエンジェルBREAK」感想



どうもツインエンジェルシリーズはWikipediaを見る限り、別メディア版と各々独立した平行世界展開ではないそうで、アニメ版単独の評価は無理があるかもしれませんが、そのあたりはご容赦ください。

ちなみに前のTVアニメ版ツインエンジェルは視聴しましたが、はっきり言ってそっちはKUSOでした。BREAKはその前回のTVアニメ版であった設定や展開をリピートしているようですが、まあBREAKが気に入ったからと言って新たに見る程ではないと思います。

(というか、監督・脚本と主だったスタッフに変更がないのに、なんでこれだけ違うのだろう…。)


さてさて、本項ではTVアニメ「ツインエンジェルBREAK」の話となりますが、百合的には△と(泣く泣く)せざるをえない部分もありますが、2人の友情を丁寧に描くという点や、ヒーローアニメものとしても、大いに好評価できる内容でした。

あまりアニメ単体で収益をあげる気がないのか、第1話を初めとした前半部分の出来による、つかみの悪さという問題点もありますが、ヒーローとしての葛藤から、友情による打破を描く中盤以降は本当に熱くて良かったと思います。



本作で何よりよかったのは「とりあえずそういう設定だから仲良くさせとけ」という印象が薄く、中盤で2人がすれ違ってしまうのが生々しかった点で、昨今の百合漫画も見習って欲しいなあと、ついつい思ってしまったのでありました。ゲフンゴフンっ。



以下、ニコ生一挙放送で視聴した際にとったメモ。要は1話毎の感想です。



第1話「十五歳の船出」

キャラクターの紹介が絶妙に上手い第1回。敵モブの動きが絶望的にショボいのが残念。後から見ると、めぐるがすみれの正体すぐわかるのはおかしい。今の中学生にインスタントカメラ持たせても使い方わからなさそう。


第2話「友情のかけら」

すみれのお兄さんラブ設定は、パチスロPV見ると変身後は軽蔑しているというネタ設定が狙いの可能性。このアニメでは使われませんでしたけど。

動物レースのナンジャコリャ感は否めないものの、ひたすら拒絶していたすみれの折れ方は自然でよかったと思う。

それにしても、この回だとまだ弱いメアリ。



第3話「月夜とハリネズミ」

年齢訊かれたメアリが331歳って答えるの、上手いごまかし方だなあ。まあ本当に331歳なのかもしれないけど。331で「サミー」の語呂合わせという指摘が面白かった。

必殺技でみるくが怒り出すのは前のTVアニメシリーズの際にそういう話があったからかな。あんまりおぼえてませんけど、あったような。(検索したよ、これなー。)こういう視聴者だけがわかる理由で怒る流れは面白いと思う。


第4話「証明完了! 理系の天才」

ぶっちゃけ急ぐならこの回は飛ばしてもOK回。面白いけど。吉野さんの重労働がひどい。


第5話「ゆいまーる! 沖縄修学旅行」

この回の名目で制作スタッフが沖縄旅行したようにしか思えない。すみれ、随分心を開くようになったもんだなあー。イベントスタッフが無能すぎる。(というか、存在してない)

すみれに関しては、皆と違うことで遠ざけられたことがきっかけになっていて、深刻に描きこそしないけど現実での問題意識が強いと思う。

トゥニエイツを同一人物と認識しないのが謎すぎる。もっと大胆にデザインを代えることができなかったのだろうか。


第6話「うわさの怪人・黒薔薇男!」

めぐるとすみれがすれ違い始めるのがここから。めぐるが悪いわけでないのがすんごく切ない。どっちかというと、きちんと気持ち出せないすみれに…ということになってしまう。

最後、めぐるがメアリに食われそうに(意味深)。



第7話「念願の学院生活☆ヴェイルの部活訪問」

めぐるヴェイルと、すみれヌイとで、対照的に描かれるのが面白い。めぐるとすみれのすれ違ってしまうの姿が最高に百合なんだよなあ。

ヴェイル・ヌイが人間ではないというのは、既にメアリが人間ではないことが描かれるところから、特に驚くような点ではないんですが、駆け引きを予感させるところが面白い。



第8話「暴かれるひみつ」

異様に切ない第8話。「本当はあいつは敵なんだ…でもっ、言えない!」。熱いなあ。

中盤からのメアリはガンガン見抜いてくるし、やたら強い。如月の兄さんがしつこい不死身なのは、前のTVアニメシリーズだと単なるアホ設定だったのだけどねえ。



第9話「理想とリアルとリトマス紙」

ヴェイルが心変わりするところはエロゲ特有の感動シーンっぽい。ずっと重かった8話の清算が9話前半という、ちょっと不思議な構成。最後の、天真爛漫だっためぐるの絶望顔は衝撃だった。



第10話「瓦解する心」

前半めぐるが一方的に明るくてすみれの世話やいてたのに、それがひっくり返ってしまう展開、「おおすごい」思う。校長のお話の直後に生徒が夏休みの予定話してるのは脚本の芸が細かい。

それにしても、1話の描写から、めぐるが先祖から闇を受け継いでいたという設定は意外だった。屈辱感の与え方が半端ない。

1話からすみれも成長著しいし、アニメ1クールの期間を存分に使えてるのが良い。



第11話「ともだち」

1話のショボ戦闘シーンにガッカリしたけど、11話になって不満がないのが不思議。



第12話「運命のゆくえ! みんなの笑顔が見たいから」

ぶっちゃけ2人の幼少時の回想が端折ってて、よくわかんないんだよなあ。モッタイナイ。

最終決戦は宇宙は定番。前のTVアニメの時はひどかったけど。展開めちゃくちゃすぎるけど、ヴェイル・ヌイ出てくるのも良かった。

で、この続きがこっちなんだっけ。なんだか見づらいサイトだなあ。JPGも置けないらしくて、「挿絵はTwitterにあるから見てね」とかそんなだし。資本関係でここに置かないといけないのだろうか。


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posted by おとなり at 01:02TrackBack(0)百合日記




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