『美波先生の正しい性教育授業』(牛乳リンダ)

※成年コミックにより商品リンク無し。

Gyu_nyu_Linda_minamisensei_20170428.jpg

最初パラパラっと眺めた時、かなりエロエロな感じだったので「あー路線変えちゃったのかな~」みたいな心配を少なからずしてしまったのですが、読んでみると(主語を大きくするのはよくないですが)発想の起点が女子視点になっており、やや軽いノリながらも感動させられました。

冒頭で描かれる、「ずっと性への興味を否定されてからの、ある日突然大人から性教育を受けるギャップ」って、やっぱりショックだと思うんですよ。まあ全くショック感じない人も多いんでしょうけど。

そこを救済するための「性教育授業」というのに、はっちゃけたエロながら、ものすごい救いを感じてしまうわけです。

そこに加えて、先生の昔の彼女の話が、なかなかどうして鋭い。マジョリティにいる側の人間って、軽率にマイノリティに対して理解を示すことがあるんですけど(無い人はひとまず置いておきます。)、単に理解のある自分に酔ってるだけで、突き進むと特別そんなわけでもなかったというの、これもよくあると思うんですよ。

本書では結局その点が克服を経てハッピーエンドへとつながるわけですけど、そういうマジョリティ側の偽善を見積もりなおして清算するのは、いろいろ考えさせられながらも感動いたしました。



…と、そういった内容を、コメディ色のあるBLコミック調で仕上げているので、そのあたり馴染めない人は馴染めないやもしれません。冒頭で「生徒×教師の学園BL」に脳内変換して読んでしまったのはここだけの秘密です。



同著者前作『とろとろの恋』レビューはこちら

←この記事が良かったら押してください(アンケ用・コメント受け付け無し)




posted by おとなり at 20:57TrackBack(0)百合日記

『オタシェア! ~エロゲ女子×腐女子×ルームシェア~』(小針タキ)

最近「○○女子」系の漫画を見るので、そういうキャラもの漫画なのかなー?と思ったら、エッセイ漫画でしたΣ(゚Д゚)

オタシェア!~エロゲ女子×腐女子×ルームシェア~ (リラクトコミックス) -
オタシェア!~エロゲ女子×腐女子×ルームシェア~ (リラクトコミックス) -

本書は「ルームシェア楽しいよ。私達みたいな2人でも、けっこう簡単にできるものなんだよ」と結ばれておりますが、話し足りないからと一緒の布団に入って寝入るまで話し込んだり、一緒にお風呂に入ったりと、「ええ!? ルームシェアってまるで夫婦関係みたいなレベルの仲良しでやるものなの!? なんかハードル高くない?」と思わなくもありませんでした。

一応いつかはこの関係を解消する前提で同居していることも書かれているので、こういうブログで取り上げておいてなんですが、百合本ではないです。まあ、百合は感じちゃいますけどねゲフンゲフン

私が最も気になったのが「エロゲ女子」という、個人的に最もよくわからない存在でした。本書は著者が腐女子ということで、「エロゲ女子」がどういう人なのか、多少なりとも理解できた気がします。

otashared1-42.png

特にこの箇所。私としては「エロゲ女子」が何故腐女子側を理解できないのかが、逆に理解できません。

これは逆も又然りで、自分主体のキャラクターの愛し方しかきない人は、百合にしろBLにしろ、何が良いのかサッパリわからないのでしょう。

特に百合ジャンルですと、いわゆる「俺嫁」派の人達との間に衝突が発生するのは日常であり、そのあたりは読者の皆様も日々感じられていることです。

そういった点で、本書のやり取りというのは軽い衝撃がありました。「ああそうか、向こうもこっちがよくわからないんだなあ」と。

ちなみに本書では、そんな両者の思想が平行線を辿りつつも、互いに相手の趣味を理解・吸収しつつもあり、それをドラマチックに描くことはないのですが、実はものすごく感動的なことではないでしょうか。

以前『百合男子』という漫画がありましたが、あの漫画では論破・屈服のような展開が散見したように思います。対して本書は、俺嫁派とカプ派が調和しているのです。文にするとすごいことではありませんか。



そういったわけで、“ある意味”として感動的な漫画と思いましたが、一方で「全体的に画がやや雑かなあ」と思う部分もあり、そのあたりはもう一声という感じでした。

あと、本書の内容の半分近く(?)は今日(2017年4月28日)現在、pixivコミックにて無料で読めるみたいです。こういうのって書籍化した部分の公開を終了するわけではないのか…。

←この記事が良かったら押してください(アンケ用・コメント受け付け無し)




posted by おとなり at 21:31TrackBack(0)百合日記

アニメ版「スクールガールストライカーズ」



原作未プレイ。「スクストで検索検索ぅ!」ってやつだっけ?

原作プレイ済みの人の感想を見てると、よくわからない妙な展開含めて、原作ネタが大量に入ってるみたいで、アニメだけ組には難しいのかなあという印象。

というか、公式百合レベルの百合があったんですが、これも原作通りなんですかね? まあ永遠に続くオンラインゲームなのでゴールは無いみたいですが。

というわけで、全体的にはちょっと百合っぽい関係からガチっぽい関係までそろっているという感じでした。原作はちゃんとした(?)俺嫁ゲーらしく、アニメ版を俺嫁的に楽しめなくて不満な人もいたようですけど。

ともあれ、シナリオが全体的にきつく、コメディとシリアスのバランスが悪いという印象。ヒーロー格不在で爽快感も無く。

一応コメディ面に注目すると、だらーっとするのを決め込んで、だらーっと視聴する分にはよい感じでした。それだけにシリアスの中途半端さが、うーん。

とにかくもっと面白くなりそうなのになれなかったのがかなり残念。それなりには楽しめました。

←この記事が良かったら押してください(アンケ用・コメント受け付け無し)




posted by おとなり at 22:51TrackBack(0)百合日記

サイト小リニューアルついでの更新

cap2017-04-01-di.jpg

seesaa仕様変更に伴うサイトデザイン更新をしましたー。ふー疲れたー。

ヘッダー画像を任意に置けるようになったので、こっちもその内自作にしたいと思います。ちなみに元写真はこれです。






そういえばこれ、載せようと思って忘れてました。ポッキー公式が百合GIFを紹介という。







本当なんですかねこれ? なお、個人的には池袋は乙女ロードで記憶が止まっております。

←この記事が良かったら押してください(アンケ用・コメント受け付け無し)




posted by おとなり at 20:50TrackBack(0)気に入った画像を貼ろう

けものフレンズ(アニメ版)



作品そのものについて

こういう低予算アニメに関しては応援していきたいなあ思うので見ていたのですが、なんだかえらいことになりましたねハイ。

このアニメを「一見、明るい楽しいアニメ」等のように評する人をよく見るのですが、この視点は「○○が得意なフレンズなんだね」等といった二次創作から広まった偏見であり、事実とは異なります。

そもそも本作の第1話は、セルリアンと呼ばれる天敵の脅威の説明が中心で、「やられるか、先にやるか」というサバイバルアクションが繰り広げられ、事前にほのぼのアニメのイメージを持たずに見ると「ええ~、この作画でこのノリが続くの~」とゲンナリすること間違い無しです。

コンセプトを担当した先生のコメントからも察することができるように、いわゆる「日常アニメ」が台頭する前にいくつも創られた、多くの設定をサラリと流しつつ進行するタイプのアニメ…という感想が、アニメを見慣れた人が往々にして抱くものであると思われます。

ただ、アニメ制作側の考えなのかどうかはわかりませんが、「癒し系のアニメをやりたい」といったような意向もあったようで、2話目以降は教育テレビ(最近は「Eテレ」と呼ぶようですが。)のような、やたら児童向けアニメのノリが顕著となり、その点が人を集めました。

よくよく考えると、アニメを見る層は日曜日のキッズ向けアニメも見る人が多いわけで、このアニメのノリがウケるのも不思議がありませんし、そもそも深夜アニメ業界はティーン層以上を年齢だけで過剰に意識してしまったのやもしれません。


そういったわけで、これから見る人は2話目以降から視聴して、気になったところで第1話見ると良い気がします。まあ面白かったです。




百合について

元々ソシャゲビジネスということで登場キャラクターは多いですが、男性の登場は無いものの百合としては全体的には要妄想程度。

「このキャラとこのキャラ、良い感じだなー」というのはちょくちょくありますが、積極的に推せる程ではありませんでした。

ただ、メインヒロイン格の“サーバル”は主人公(?)の“かばん”に対し、何かしら特別な感情を抱いており、終盤付近で特に意味深な言動が描かれました。

一体メイン2人の関係は何なのか、間違いなく大きな意味を持たせているのが明確なのですけれども、他の設定の謎と同様に具体的には説明されませんでした。

このあたりは作品世界の謎のひとつとして大いに気になる部分であります。一応、何かしらの続編は予告しているようですので、続きに期待です。






なんだっていいけど、最後が「ヴァルキリードライヴマーメイド」とそっくりだったヨネ。


TVアニメ「 VALKYRIE DRIVE - MERMAID -」エンディングテーマ「 スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック 」 - ARRAY(0xdd279b8)

←この記事が良かったら押してください(アンケ用・コメント受け付け無し)




posted by おとなり at 23:19TrackBack(0)百合日記




おとなりの腐った百合日記は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを
目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。


検索対策用:百合 レズビアン