「どこからどこまでが百合なのか」について

世の中にはそういうのを特に気にされる方もいらっしゃるようなので、ここらで書いておこうかと思います。

正直申し上げますと、個人的には大して気にしておりません。腐女子間でBL範囲論争はあんまり見聞きしないので、ずっとそのノリやってました。

某テレビアニメに対する反応で「もはやBLではない」という言葉が乱れ飛んだことはありますが、そのあたりに触れるとややこしくなるのでやめておきます。)

結論としては、各人が百合として楽しむか否かにすぎないので、極端な話、百合かどうかを定義づける意味はありません。



まず前提として、各人に好みがあります。



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百合が学術的に定義されるものではない、娯楽の一形態である以上、このあたりの違いから一端を排除することは困難です。

この点はBLも同じで、ぐちょぐちょが好きな腐女子もいれば、プラトニック的で性描写は軽いキスまでという腐女子もいます。

(一応ブロマンスという言葉もありますが、ピクシブを見るとブロマンスは「BL」に吸収されているようです。)



さて、この広い各人の好みからいかに答えを導き出すかと考えると、結局は「当人が百合を感じたか否か」ということになってしまいます。

そもそも、作品に触れて「楽しかった」「爽快になった」という感情が生まれなければ、娯楽にお金を払う意味がありません。

「世間が評価している。だから私にとっても素晴らしい作品だ」「世間は評価していない。だから私にとってもこれは駄作だ」というのは、論理が破綻しているにすぎません。

…と述べたものの、やはり何事も限度はつきものですので、【あくまで自分基準の精神】と【それを他人に押し付けようとしない精神】が必要と言えば必要ではあります。





ちなみにBL範囲論争がマイナーな論争であるのは、腐女子向けとゲイ向けとで作品スタイルの違いが色濃く、お互いそれを認識しやすいため、「ゲイ向けではないもの」がまるっとBLとして吸収されているのもあります。(最近は互いに近寄ってる感もありますが。)

また、BLは二次創作がメインのジャンルなので、作品そのものにその要素を求められる傾向が強い百合とは単に事情が違うと言えば違います。

二次創作BLのように、作品に対する受け手の解釈を基準にすると何かと楽ですよ、ええ。

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posted by おとなり at 19:23TrackBack(0)Read me first

『美波先生の正しい性教育授業』(牛乳リンダ)

※成年コミックにより商品リンク無し。

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最初パラパラっと眺めた時、かなりエロエロな感じだったので「あー路線変えちゃったのかな~」みたいな心配を少なからずしてしまったのですが、読んでみると(主語を大きくするのはよくないですが)発想の起点が女子視点になっており、やや軽いノリながらも感動させられました。

冒頭で描かれる、「ずっと性への興味を否定されてからの、ある日突然大人から性教育を受けるギャップ」って、やっぱりショックだと思うんですよ。まあ全くショック感じない人も多いんでしょうけど。

そこを救済するための「性教育授業」というのに、はっちゃけたエロながら、ものすごい救いを感じてしまうわけです。

そこに加えて、先生の昔の彼女の話が、なかなかどうして鋭い。マジョリティにいる側の人間って、軽率にマイノリティに対して理解を示すことがあるんですけど(無い人はひとまず置いておきます。)、単に理解のある自分に酔ってるだけで、突き進むと特別そんなわけでもなかったというの、これもよくあると思うんですよ。

本書では結局その点が克服を経てハッピーエンドへとつながるわけですけど、そういうマジョリティ側の偽善を見積もりなおして清算するのは、いろいろ考えさせられながらも感動いたしました。



…と、そういった内容を、コメディ色のあるBLコミック調で仕上げているので、そのあたり馴染めない人は馴染めないやもしれません。冒頭で「生徒×教師の学園BL」に脳内変換して読んでしまったのはここだけの秘密です。



同著者前作『とろとろの恋』レビューはこちら

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posted by おとなり at 20:57TrackBack(0)百合日記

『オタシェア! ~エロゲ女子×腐女子×ルームシェア~』(小針タキ)

最近「○○女子」系の漫画を見るので、そういうキャラもの漫画なのかなー?と思ったら、エッセイ漫画でしたΣ(゚Д゚)

オタシェア!~エロゲ女子×腐女子×ルームシェア~ (リラクトコミックス) -
オタシェア!~エロゲ女子×腐女子×ルームシェア~ (リラクトコミックス) -

本書は「ルームシェア楽しいよ。私達みたいな2人でも、けっこう簡単にできるものなんだよ」と結ばれておりますが、話し足りないからと一緒の布団に入って寝入るまで話し込んだり、一緒にお風呂に入ったりと、「ええ!? ルームシェアってまるで夫婦関係みたいなレベルの仲良しでやるものなの!? なんかハードル高くない?」と思わなくもありませんでした。

一応いつかはこの関係を解消する前提で同居していることも書かれているので、こういうブログで取り上げておいてなんですが、百合本ではないです。まあ、百合は感じちゃいますけどねゲフンゲフン

私が最も気になったのが「エロゲ女子」という、個人的に最もよくわからない存在でした。本書は著者が腐女子ということで、「エロゲ女子」がどういう人なのか、多少なりとも理解できた気がします。

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特にこの箇所。私としては「エロゲ女子」が何故腐女子側を理解できないのかが、逆に理解できません。

これは逆も又然りで、自分主体のキャラクターの愛し方しかきない人は、百合にしろBLにしろ、何が良いのかサッパリわからないのでしょう。

特に百合ジャンルですと、いわゆる「俺嫁」派の人達との間に衝突が発生するのは日常であり、そのあたりは読者の皆様も日々感じられていることです。

そういった点で、本書のやり取りというのは軽い衝撃がありました。「ああそうか、向こうもこっちがよくわからないんだなあ」と。

ちなみに本書では、そんな両者の思想が平行線を辿りつつも、互いに相手の趣味を理解・吸収しつつもあり、それをドラマチックに描くことはないのですが、実はものすごく感動的なことではないでしょうか。

以前『百合男子』という漫画がありましたが、あの漫画では論破・屈服のような展開が散見したように思います。対して本書は、俺嫁派とカプ派が調和しているのです。文にするとすごいことではありませんか。



そういったわけで、“ある意味”として感動的な漫画と思いましたが、一方で「全体的に画がやや雑かなあ」と思う部分もあり、そのあたりはもう一声という感じでした。

あと、本書の内容の半分近く(?)は今日(2017年4月28日)現在、pixivコミックにて無料で読めるみたいです。こういうのって書籍化した部分の公開を終了するわけではないのか…。

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posted by おとなり at 21:31TrackBack(0)百合日記

アニメ版「スクールガールストライカーズ」



原作未プレイ。「スクストで検索検索ぅ!」ってやつだっけ?

原作プレイ済みの人の感想を見てると、よくわからない妙な展開含めて、原作ネタが大量に入ってるみたいで、アニメだけ組には難しいのかなあという印象。

というか、公式百合レベルの百合があったんですが、これも原作通りなんですかね? まあ永遠に続くオンラインゲームなのでゴールは無いみたいですが。

というわけで、全体的にはちょっと百合っぽい関係からガチっぽい関係までそろっているという感じでした。原作はちゃんとした(?)俺嫁ゲーらしく、アニメ版を俺嫁的に楽しめなくて不満な人もいたようですけど。

ともあれ、シナリオが全体的にきつく、コメディとシリアスのバランスが悪いという印象。ヒーロー格不在で爽快感も無く。

一応コメディ面に注目すると、だらーっとするのを決め込んで、だらーっと視聴する分にはよい感じでした。それだけにシリアスの中途半端さが、うーん。

とにかくもっと面白くなりそうなのになれなかったのがかなり残念。それなりには楽しめました。

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posted by おとなり at 22:51TrackBack(0)百合日記

サイト小リニューアルついでの更新

cap2017-04-01-di.jpg

seesaa仕様変更に伴うサイトデザイン更新をしましたー。ふー疲れたー。

ヘッダー画像を任意に置けるようになったので、こっちもその内自作にしたいと思います。ちなみに元写真はこれです。






そういえばこれ、載せようと思って忘れてました。ポッキー公式が百合GIFを紹介という。







本当なんですかねこれ? なお、個人的には池袋は乙女ロードで記憶が止まっております。

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posted by おとなり at 20:50TrackBack(0)気に入った画像を貼ろう




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